りんごは皮ごと食べる!ポリフェノールの効果を得る食べ方について。

どうもこんにちは!

斎藤です^^

健康のためにフルーツを積極的に食べている人もたくさんいらっしゃるかと思います。

たとえば、ダイエットだっていつも食べている「お菓子」「ケーキ」「ドーナツ」を辞めてフルーツに置き換えるだけでも高いダイエット効果が期待できるかと思います。それに、フルーツには野菜にはない栄養もたくさん含まれていたりしますからね。

もちろん、野菜にもフルーツにはない栄養が含まれていたりします。そんなわけでベジタブルの食事をバランスよく食べるのが健康づくりに繋がると考えられます。

さて、そんな果物の中でも手軽に食べられるものとして「りんご」がありますよね。冬になれば食卓にも登場することは多いのではないでしょうか?

このりんごに含まれる、「りんごポリフェノール」がものすごい抗酸化効果を持っており、ぜひとも食べていただきたい栄養素の一つでもあります。今日は、リンゴポリフェノールの効果効能から、効率的に摂取するための食べ方についてお話ししたいと思います。

リンゴポリフェノールの効果効能について。

リンゴに含まれる強い抗酸化効果を持つポリフェノール。実はリンゴに含まれているポリフェノールは一つではなく複数あるのです。それらすべて総称して「リンゴポリフェノール」と呼ばれています。ちなみに、リンゴの中で一番含有量の多いポリフェノールは「プロシアニジン」です。そんなポリフェノールの効果についてお話しします。

1.抗酸化物質

活性酸素はウイルスを除去するための消毒薬のようなものです。風邪をひいたり、体調を崩した際にはこれが必要量発生します。しかし、強いストレスを感じたときにも活性酸素はたくさん発生します。ここで、正常な細胞まで破壊してしまうから問題なのです。

その対策として、体内に元から備わっているSOD酵素が働きます。これにより、活性酸素の除去、過酸化脂質の低下など体にとってはプラスの働きが期待できると考えられています。りんごポリフェノールを摂取することで、SOD酵素の増加が期待できるため、酸化防止、老化防止を目指せる栄養素でもあるのです。

2.美白効果

リンゴポリフェノールの中でも含有量が非常に多い「プロシアニジン」は、紫外線、外部刺激によりシミ、そばかすなどの色素沈着を作る原因でもあるメラノサイトの産生を抑制するというコトが、マウスの実験によりわかりました。

3.コレステロールの増加防止

特に現代人は偏った食生活を送りがちです。ファーストフードなど脂質や糖質の多い食事、更には運動不足が続くと内臓脂肪が蓄積されていきます。これを肥満症といいますが、リンゴポリフェノールを摂取することで脂質の吸収を抑える効果があることがわかりました。それと同時にコレステロールの蓄積も抑えられることが動物実験でわかりました。

もちろん、リンゴを食べるだけで、生活習慣がいい加減なのはあまり良いことではありませんが、このように脂肪の吸収を抑える働きがありますので、普段の食事とリンゴをうまく組み合わせていけば肥満防止にもつながるというコトにもなります。

リンゴポリフェノールを効果的に摂取する食べ方とは?

1.リンゴは皮を剥くべきではない?

一般的にはリンゴを食べるときは皮を剥いて食べることが多いですが、ポリフェノールなど一番栄養がある場所は、皮と実の間です。つまり、皮ごと食べないといけません。それを象徴しているかのように思えるのが、リンゴの皮を剥いて放置しておくと実が酸化してしまいます。

これは、リンゴポリフェノールと酸素が結合した状態ですが、当然、酸化したリンゴを食べることは体の酸化を促すことにもなり得ますので美容健康を考えるならばあまり良いことではありません。ですので、リンゴポリフェノールをしっかりと食べるなら皮ごと食べましょう!

2.皮ごと食べるときの注意点。

もちろん、リンゴポリフェノールを摂取するとして皮ごと食べるとしても、リンゴを切る時点でそれは、実を酸化させる行為でもあります。では、切らずにリンゴをそのまま食べるべきか?それでも良いですが、素早く食べないと時間とともに酸化を起こします。

それに、ゆっくりと味わって食べたい人も多いでしょう。むしろ、果物とはいえしっかりとよく噛んで食べたほうが消化にはイイですからね。

では、どうすればいいかといえば、皮をむかずに切ったリンゴをお酢、お塩で和えます。これにより、酸素との結合を防止しますから酸化されなくなります。

リンゴを皮ごと食べる際に気になるところ

良く勘違いされている人も多いです。というか、私も中学時代に学校の先生にいわれたのが、「光っていたり、べたついているリンゴはワックス塗ってるんだよ。」とか教えられたことがありますが(苦笑)

これは嘘ですからねw

ベタつき、光沢ってむしろありがたいのです。

それは、ぶどうにつくブルームという白い粉と同じで、リノール酸、オレイン酸です。収穫したリンゴは放置しておけば次第に新鮮さを失うので、リンゴ自身が新鮮さをキープするためにこれらを分泌しただけのことです。

リンゴポリフェノールは皮ごと食べるから効果的!

いかがでしょうか?

今回はリンゴポリフェノールの効果効能や効率的な摂取方法についてお話ししました。

「1日1個のりんごは医者をいらず」なんて言葉もありますが、リンゴは果物の中でも高い栄養価を誇っています。リンゴ1個食べるだけでも、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンC、カリウム、銅、クロム、食物繊維はたくさん摂ることができます。

食べ方も、皮を剥いて食べるのではなく、皮ごと食べることでポリフェノールの効果を最大限に生かし、生活習慣病の予防を期待することができます。それこそ、食生活が偏りやすい現代人にはこういった手軽に食べられる果物は本当に強い味方です。

もちろん、リンゴだけ食べるのではなく、オレンジ系、ベリー系、キウイフルーツなどを組み合わせることによりリンゴにはない栄養素を補うことができます。このようなことからもリンゴも栄養価が高く大事な食材ではありますが、栄養バランスを整えることがとても重要なのは言うまでもありません。