「豆乳ダイエットが効果的だといわれているけど…」
「豆乳を飲んでも全然痩せられない…」
「むしろ豆乳ダイエットが原因で太ってしまった…」
など、豆乳ダイエットを実践したけど良い成果を出せなかったという人も少なくはないかもしれません。しかし、豆乳ダイエットは正しい飲み方、正しい実践方法を行えばおそらく太るとういうこともなく痩せていくはずです。
どうもこんにちは!
斎藤です^^
少し前まであh豆乳といえばそこまでメジャーな飲料ではありませんでした。しかし、ここ10年ぐらいの間で豆乳飲料はかなりメジャーになったのではないかと思いますね。200mlのパックもバナナ、チョコミント、さつまいもなどいろいろな味のものが登場しています。
元々は、無調整と調整のみでしたからね。
このようにスーパーやコンビニで販売されている豆乳飲料にも、オリゴ糖、ペプチド、サポニン、レシチン、イソフラボン、アミノ酸、ビタミンなどダイエットに効果的な成分が含まれています。
しかし、豆乳ダイエットにチャレンジしてもうまくいかない人も多いです。これはなぜなのでしょう?
そこで、今回は豆乳飲料に含まれるダイエット成分と効率的にダイエットを成功させる方法についてお話ししたいと思います。
目次
豆乳に含まれるダイエット成分について解説してみます。
1.大豆サポニン
大豆サポニンには腸内の絨毛を収縮させることにより脂肪とブドウ糖が混ざるのを抑制します。これにより、皮下脂肪、内臓脂肪が体に増えるのを防止します。このように脂肪の蓄積を抑えることが出来るのでダイエットにも良いというコトになります。
また、大豆サポニンにはアディポネクチンというホルモンを分泌する効果があります。
このホルモンは脂肪細胞を燃焼する効果が期待できるうえに、動脈硬化、糖尿病、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病を予防する働きがありますので、ダイエットだけではなく、健康づくりにもおすすめな栄養成分といえるでしょう。
2.大豆タンパク質
大豆たんぱく質はアミノ酸スコア100の食品でありますので筋肉を作るということからも最適な食材です。筋肉をつくれば基礎代謝を高めることができますから運動と合わせて摂取することでも効果的な食品だといえます。
また、食事から摂取した余計な脂質やコレステロールを大豆たんぱく質が吸着して体外へ排出する効果があります。
そして、体脂肪の燃焼を促進させることで摂取した脂肪の蓄積を抑制することができます。もちろん、肉などに含まれるたんぱく質も脂肪燃焼効果は期待できますが、健康を意識されるのであれば動物性:植物性=1:1にするとよいので、豆乳に含まれる大豆たんぱく質も活用してみるとよいでしょう。
3.オリゴ糖
オリゴ糖の種類にもよりますが全般的にみてGI値が非常に低いので砂糖と置き換えるだけでもダイエット効果が期待できるものです。また、腸内に生息する善玉菌の餌にもなります。オリゴ糖を摂取することで善玉菌を増やして腸内環境の改善を行えばデトックスも行われ、代謝も高まりますのでダイエット効果も期待できます。
4.大豆イソフラボン
特に女性は意識していただきたいのですが、ダイエット中のストレスによりエストロゲンを消費している可能性があるということです。エストロゲンは女性にとって非常に大事なホルモンです。生理不順の改善、更年期障害、乳がん、骨粗鬆症といった病の予防に関係しているといわれています。
しかし、ストレスを感じることで女性ホルモンの分泌を低下させてしまいます。
これが原因で痩せにくい体質を作ってしまうとも考えられています。そこで、ダイエットという意味でも女性ホルモンの代わりとなるイソフラボンがたくさん含まれている豆乳を飲むことは効果的だというコトです。特に女性はダイエット中の豆乳摂取はおすすめします。
その他、ビタミン、アミノ酸、レシチンというダイエット成分が含まれています。非常に栄養価の高いダイエット飲料でもありますからダイエットに豆乳を活用してみてはいかがでしょうか?
豆乳ダイエットで太ってしまう原因
1.調整豆乳を飲んでいる
豆乳ダイエットを行う上で調整豆乳をメインにするのはあまりおすすめはできません。それこそ、たくさん飲むのであれば調整豆乳はやめたほうが良いでしょう。何故なら含有成分を見ていただければわかると思いますが、砂糖が非常に多く含まれているのです。
例えば、豆乳バナナなんて200ML紙パックでも20gも砂糖が含まれているのです。たとえばこれを1日あたり3本も飲んだとすればかなり砂糖を摂取していることになります。
それを考えると、砂糖で調整されている豆乳飲料はあまりおすすめすることはできません。血糖値が上昇して脂肪の蓄積を促すことにもなりかねません。
2.豆乳を飲めば痩せると思っている
確かに豆乳に含まれている成分を見るとダイエットに効果的なものがありますが、それを飲めば痩せるというほど含まれていません。ダイエットといっても脂肪1kg当たり7200キロカロリーもあるんです。豆乳を飲んだだけで脂肪1kg燃やすことすら難しいのです。
基本的に「痩せる成分」が含まれている食べ物をいくら食べたとしても、飲んだとしても痩せないです。
もちろん、豆乳だけ飲んでいれば、大豆だけ食べていれば痩せることは不可能ではありません。健康的にどうかということはさておき、これは大豆を摂取することによりほかの脂肪やカロリーの摂取を抑えているから出来ることであり特にダイエット成分が効いているわけでもありません。
つまり、ダイエットを成功させるには如何にして太らないような食事を摂るか?そこに豆乳を活用していくとよいのではないかと思います。
豆乳ダイエットの効果的なやり方について。
1.無調整豆乳を活用
男性が豆乳ダイエットを行うのであれば大量に摂取することはおすすめしません。200ML飲料を1日1~2本程度なら問題は有りませんが、イソフラボンの過剰摂取を行うと女性化するともいわれています。ただ、女性化した事例を見れば1日に何リットルも豆乳を飲んでいたケースですからダイエットとして活用するぐらいであればそこまで問題はないはずです。
さて、話は元に戻しますと、調整豆乳よりも無調整豆乳をすすめる理由は砂糖が含まれていないからです。その分血糖値が上がらないですし、調整豆乳よりも脂肪の蓄積が起こりにくいのでもしダイエットを行うのであれば無調整豆乳にするとよいかと思います。
2.豆乳を食前に摂取する
なぜ、豆乳をご飯の前に飲むのかといえば、お腹を膨れさせることが出来るからです。その分、食事の摂取量を減らしたとしても豆乳の膨満感が効いてくれますから食事制限のダイエットとしても効果的といえるのです。
無調整豆乳の中に多種のフルーツをミキサーで混ぜあわせることで栄養価も高くなりますし、食物繊維が果糖が効いて満腹度も豆乳だけのときよりも高くなります。
3.糖質制限ダイエットと合わせる
糖質制限ダイエットを行っていると空腹が襲います。その間、我慢できずに間食に糖質を摂取するとせっかく苦労して行ったダイエットが水の泡とまではならないかもしえれませんが、それは、リバウンドになるリスクを高める行為になります。
ですので、糖質制限ダイエットを行っている際にお腹が減ったとは、フルーツ+豆乳を飲むことで空腹を押させることができます。空腹を続けるのもダイエットにはよくありませんからこういうときは太りにくいものでお腹を満たすのがベストですね!