どうもこんにちは!
プロテインと聞くとどんなイメージをされますか?おそらく多くの人は「筋肉ムキムキになる」「ボディビルダーが飲むもの」「トレーニングする人が飲むもの」などそんなイメージではないでしょうか?確かに最近はトレーニングする女性も増えてきて、プロテインをたくさん飲まれているようですね。
だけど、プロテインって筋肉をつけるためのモノなのでしょうか?確かにトレーニングと合わせて飲むことで筋肉が増えていきますが、「ただのタンパク質」です。意外とそれに気が付いていない人って少なくないんです。
もちろん、スキンケアを行って肌をきれいにするのは大事なことですが、外部からうるおい成分を浸透させても内部が出来上がっていないと根本的なスキンケアにはなりません。
そこで、今回は結構重要な話しです。プロテインを活用して美肌と健康を手に入れるための方法についてお話ししたいと思います。
目次
タンパク質は人間の体を作る原材料である。
先ほどの話ではありませんが…プロテインを飲む人って基本的に体を鍛えている人が多いです。けれども、タンパク質と体の関係を理解している人は特にトレーニングをしていなくてもガンガン飲みます。それは、体を作る原材料であるからです。
優先的にタンパク質が使われる個所
タンパク質の特徴として優先順位が決められているということです。摂取量が不足すると生命活動に悪影響をもたらすような場所から使われていきます。内臓、神経、ホルモン、血液など生命活動において非常に重要なパーツ。そこにトラブルが生じると危ないと思われる場所からタンパク質は使用されていきます。
特に心臓や腸は代謝の量がものすごいので常にタンパク質を供給してあげなければ生命活動に影響がでます。欠乏すればタンパク質の塊のような存在である筋肉を分解しアミノ酸へ変えて使用されていきます。
ですから、タンパク質の摂取量が欠乏すれば筋肉は縮小していきます。いくらトレーニングを頑張っても栄養が足りていなければ大きなからあを手に入れることが出来ない良い例です。
肌は生命活動においてはどーでもいい。
「生きるか?」「死ぬか?」というコトであれば、肌にシミが出来ようと、しわが出来ようとそこまで問題はありませんよね?ということは、どういうことかというと、タンパク質の使われる順番としては後回しになります。つまり、生命にかかわる、内臓、神経、血液、ホルモン、筋肉などに十分に使われてこれ以上使い道がない場合に肌に使われるというコトです。ですので、肌がきれいになりたいならたくさんのタンパク質を摂取する必要があります。
タンパク質の摂取量について考えてみる。
1日当たりの推奨タンパク質摂取量
体重×0.001=1日当たりの推奨タンパク質摂取量
このような公式があります。つまりは、体重が60kgの方であれば、1日あたり60gのタンパク質の摂取量が必要になりますし、70kgの人であれば70gのタンパク質が必要になります。非常に簡単な計算で一日の大まかな摂取量は計算できます。
では、これだけのタンパク質を摂ればよいのか?というと、そうではありません。
ここで算出された摂取量は、あくまでも最低ラインです。生活している中で体中の細胞が代謝により入れ替わります。その際に、最低限必要なたんぱく質の摂取量が大体これぐらいになります。たとえば、筋肉をつけたい、肌がきれいになりたいという方ならそれ以上は摂る必要があります。
美肌を意識したタンパク質の摂取量
これは体重にもよりますが、先ほどの計算式で考えたときに、体重×0.0015~0.002ぐらいが美肌を作るには適したタンパク質の量でしょう。筋肉を作るのと同じで多少余分なぐらいにタンパク質を摂取するのがポイントです。ただ、タンパク質は過剰に摂取すると肝臓への負担が大きくなりますので摂取量は守りましょう。
タンパク質は食品からは取りにくい理由
それでは、美容健康のためにタンパク質をたくさん摂るとしてどのようにすればよいものでしょうか?できれば食品から摂取したいと考える人もいるでしょうが、私はプロテインを使うべきと考えています。その理由についてお話ししたいと思います。
食品からタンパク質を摂るとする場合。
もし、食品からタンパク質を摂取するとなる場合どれだけ必要なのでしょうか?体重にもよりますが大人が必要なタンパク質と考えた場合、豆腐10丁、ヒレ肉4kgも必要とされています。高タンパクといわれている食品でもこれだけの量を食べないといけないのです。
しかし、どうしてなのでしょう?タンパク質の量は1日に必要な摂取量よりもはるかに多いはずです。
これは人間と同じことなのです。人の体水分量は大体60%です。筋肉量がいくら100kgあったとしても脂肪と水分を抜けば40kg以下になります。それと同じことであり、生の状態から考えればタンパク質は多いように思えますが、そこから完全に水分を抜いてしまったときどうなのか?
過熱してタンパク質が変性してしまったことを考えるとどうなのか?結果的にタンパク質は非常に少なくなるので500gのステーキを食べたところで大して摂取することが出来ないのです。
大量に食品を食べるとどうなるか?
もちろん、4kgのヒレ肉を食べることはあまり現実的なことではありませんし、豆腐を10丁も食べられる人はなかなかいないと思います。それにそこまでたくさん食べてしまいますと、胃酸を大量に消費しますし、消化不良を起こし、腸内環境を悪化させるリスクすら懸念されます。
腸内環境が悪化すると毒素がリンパを経由して体中に運搬。。。吹き出物が出来るのはこれが原因ですからね。つまり、肌のためにと思って大量のお肉やお豆腐を食べていたら逆効果なのでこれはやめたほうがいいです。では、どうやってタンパク質を摂ればよいのでしょうか?
プロテインを活用してタンパク質を効率的に摂取する。
では、タンパク質を効率的に摂取するためには度のようにすればよいか?アミノ酸サプリメントなどもありますが…重要なのはアミノ酸スコア100であること。アミノ酸のバランスが取れていないと効果的な栄養摂取が出来ません。肌を作るアミノ酸はアスパラギン、セリン、プロリンではありますが、これらだけをとればよいというものでもないのです。そこで、アミノ酸スコア100のプロテインを活用していきましょう!
植物性アミノ酸スコア100のプロテインを推奨します。
何故、植物性のものでアミノ酸スコア100のモノを推奨するかというと、動物性の食品ばかり食べていると腸内環境が悪化しやすいからです。これも人によると思いますが、普段の食事でお肉だったり、脂っこい食事を摂取しているのにプロテインも動物性だったら、動物性タンパク質:植物性たんぱく質=1:1のバランスが崩れるでしょう。
そういう理由もあり、現代人でビーガン、ベジタリアンのような食生活を送っているわけでもないならプロテインからは植物性のタンパク質を摂取しましょう。ソイプロテインのイソフラボンがテストステロンを低下させるという噂もありますが、ソイプロテインで結果を伸ばしている人もいるのでそんなことはないはずでです。もし不安なら、ピープロテイン(エンドウ豆)、ロープロテイン(玄米プロテイン)を活用していきましょう。
ちょっとした豆知識。
食事からコラーゲンを摂取する方法としておすすめなのが、コラーゲンを食べるのではなく体の中でコラーゲンをつくることです。コラーゲンを食べるよりもこっちのほうが実は効果的だったりします。その方法は。。。タンパク質、水、脂質、鉄、ビタミンCを同時摂取することです。
ですから、プロテイン、フィッシュオイル、マルチビタミンミネラルを同時に飲めばそれでオーケー。何度も言いますが、ただスキンケアをするよりもこうやって食事に気を使いながらスキンケアを行ったほうが結果は違ってきます。
是非参考にしてみてください。