アロエベラは栄養価が凄い!効果効能と食べ方についてお話しします。

どうもこんにちは!

斎藤です^^

アロエといえば健康食品として非常に認知度が高いですね。

私たちの身近にあるアロエといえば、「キダチアロエ」「アロエベラ」の二種類ではないかと思いますが、一般的に観賞用として販売されているのがキダチアロエ。それに対して、沖縄の人たちが好んで食べているのがアロエベラです。

私も両方育てたことがありますが、キダチアロエは樹木のように上に伸びあがり、トゲトゲで固い葉っぱを、四方八方に広げます。これも大きくなるとカッコイイですよね!

食べることはあんまりないと思いますが、火傷の薬としてはキダチアロエの葉肉の部分は効果的だと思います(小学生の頃に火傷して使ったことがあります。)

一方で、健康食品として、アロエヨーグルトなどに含まれている肉厚のアロエはアロエベラです。木のように幹が伸びることはりませんが、地面から直接、アロエベラが四方八方に生えていきます。

キダチアロエと比べると非常に大きいです。もちおろん、これも観賞用として育てることもできます。さて、今日はそんなアロエベラについてです。これがどれだけの栄養価があるのか?効果効能と食べ方についてもお話ししていきたいと思います。

アロエベラの凄い栄養価について。

アロエベラは物凄く栄養価の高い健康食品といわれています。沖縄の人が長寿であるのはゴーヤを食べているから?それだけではなく様々な栄養価の高い食品を普段から食べているからだと考えられています。その中でもアロエベラはぜひとも注目していただきたいです。

例えば、含まれている栄養素といえば、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、酵素といった人間が健康的な細胞を作るうえで必要不可欠なモノばかり。さらにアロエにしか含まれていない、薬効成分のアロイン、アロエエモジン、アロエマンナン、アロエウルシン他。。。

それは、200種類以上といわれています。

このようなアロエに含まれる様々な栄養成分を同時に摂取すれば体の中で助け合い健康効果を齎してくれると考えられています。それが、「シンフォニー・オーケストラ効果」といわれるもの。

アロエベラによる素晴らしい効果効能とは?

1.火傷や傷の治療を目指す

アロエエモジンというアロエの薬効成分には炎症を和らげる効果がありますので、火傷や擦り傷を作ったときの薬草としてもおすすめです。さらに、おいしいのがサチル酸が含まれています。これは、傷口への血液量を増加させ、代謝を促進します。これにより細胞の修復が円滑になります。

2.二日酔いの防止

二日酔いの原因をご存知ですか?アルコールを摂取すると肝臓でそれを分解しますが、このときにアセトアルデヒドという毒素が大量に作られます。ところが、アロエに含まれているアロエチンにはアセトアルデヒドを分解しますので、お酒をたくさん飲む際、二日酔いで大変な時にアロエを食べるとよいでしょう。

3.血行を良好に

ドロドロ血、高血圧、高脂血症、と生活習慣病は怖いですよね(汗)

これの原因は、

「血管の弾力が失われる」「血管壁が損傷したことでかさぶたが出来る」「過酸化脂質が詰まる」などが考えられます。逆に、血管壁を健康に保ち、過酸化脂質が出来ないような対策を行っておけば、高血圧症、動脈硬化、心臓病、脳卒中のリスクを大幅に下げることができると考えられます。

そこで、アロエに含まれるアロインです。

これは、血管の拡張を行い血液の流れを良好にし、血中のコレステロールの値を調整することができます。これにより、「血液をサラサラにする」「血行の改善」などの効果が期待できると考えられます。

4.免疫強化

火傷や傷の修復に効果的である「アロエエモジン」薬効成分の「アロイン」の二つの成分の殺菌作用が働きます。体の中に入ってきた細菌、ウィルスを除去するなどの抗生物質としての効果も認められています。アロエベラを普段から食べている沖縄県民が健康的な理由もこれにあるのかもしれません。

5.腸内環境の改善

アロエベラのほとんどは多糖体で出来ていますので、腸内に存在する善玉菌を活性化させます。そして、アロインは大腸を刺激し、蠕動運動を促進しますので便秘の改善を促します。

6.シミ、そばかすの改善

シミ、そばかす、くすみは肌の内部にメラニン細胞が出来ることにあります。では、このメラニン細胞を作るのは一体何か?それがチロシナーゼと呼ばれる酵素です。実は、アロエシンにはチロシナーゼの働きを抑える効果があるので、摂取し続けることでメラニンの蓄積を予防できるのです。

もちろん、常日頃からアロエベラを食べていれば、シミ、そばかす、くすみなどできにくくできるでしょうし、すでにできてしまったものを目立たないようにする美白効果も期待できるのです。

7.髪の毛の健康

薄毛の原因は毛簿細胞を活性化させる男性ホルモンにあると考えられています。ところが、アロエに含まれる「タンニン酸」の働きを抑え薄毛予防の効果が期待できます。また、それだけではなく、アロインには男性ホルモンの生産を抑える効果があります。最近ではアロエエキス含有の育毛剤も珍しくは有りませんがそれだけの効果があるということでもあります。

8.保湿効果

ムコ多糖類というとあまり聞きなれないかもしれませんが、有名なものですと、ヒアルロン酸がそれに当たります。他には、コンドロイチン硫酸がこれに含まれます。つまりは、潤いのある弾力のある肌を作る上で必要な栄養素がアロエのあのぬるぬるというコトになります。

もちろん、ムコ多糖類のほかにもビタミン、ミネラルが豊富に含まれておりますので、

9.アトピー性皮膚炎の緩和

アトピーの解消には食事療法なども重要です。たとえば、代謝を上げるためにタンパク質などの食品を積極的に摂取するとか。しかし、アロエの保湿効果を活用し、弾力のある肌を作ることでそれがアトピーの解消に繋がります。また、アロエエモジンの作用により血液量を増加させ代謝あを促す作用は期待できます。

アロエベラのオススメな食べ方について。

1.飲む

皮を剥いたアロエベラを小さく「いの目切り」にしたものをジュース、豆乳、スムージー、プロテインなどドリンクに入れて飲みます。

2.刺身

沖縄の人たちはアロエを刺身にして食べることが多いそうです。皮をむいたアロエを醤油につけて食べるとおいしいです。

3.食べ過ぎには注意

このようにアロエは用途さえ守れば問題なく、肌ケアや健康食品として活用することができます。ところが、地面から直接生えてくるわけなので、雑菌も付着している可能性がありますのでこれは注意が必要です。このまま使用すると感染症で皮膚がかぶれる可能性もあります。

ですので、もし使用するのであればあらかじめバッジテストを行ってかぶれないかを確認します。

また、アロエベラの摂取量は1日60g、キダチアロエは15gとされています。

それに、アロエにはカリウムが豊富に含まれています。カリウムをたくさん摂ればデトックス効果が期待できるので良いとも思われますが、腎臓に障害を抱えている人がカリウムを摂取すると負担が大きいので注意しましょう。

4.下痢気味な人は要注意。

アロインには緩下効果があります。便通を促すということは便が緩くなることも考えられます。そのため、一度にアロエを摂取することは下痢のリスクが考えられます。ですので、下腹部が緩い人は控えておくことをおすすめします。