緑茶の飲み過ぎはカフェインの摂り過ぎ!1日当たりの摂取量について。

「緑茶って健康にいいって言われているけど…」
「よく考えたらカフェインも結構含まれている…」
「緑茶って本当にいくら飲んでもいいものなの?」

どうもこんにちは!

斎藤です^^

緑茶は日本人なら飲んだことがないという人はほとんどいないと思います。

私も小学1年生のから18歳まで自分で沸かして急須で飲んでいたものです。

大人になってからはコンビニのペットボトルのお茶を飲むことが多いですがやっぱり緑茶はご飯のついでに飲むことが多いですね。最近は1日700ml程度でしょうかね。

そんな、緑茶ですがカテキンがたくさん含まれているから脂肪燃焼に効果的だとか、がんに効果的だとか、生活習慣病に効果的だとか、いろいろな健康作用が注目されていますが、あまり目立たないのは副作用です。

もちろん、何リットルも飲まなければそこまで強い副作用に襲われることはないとは思いますが、今回は緑茶の適切な摂取量と飲み方についてお話ししたいと思います。

緑茶の摂り過ぎは体に悪い?と懸念される理由について。

過去にアメリカでエナジードリンクを大量に摂取した子供が死亡したという事件がありましたね。もちろん、これは人工的に成分を調合して作ったため。特にアメリカのエナジードリンクはカフェインの含有量が多い傾向にありますからそのようなことも起こり得るとも考えらえます。

では、お茶は天然の飲料であるので大丈夫なのでしょうか?

確かに、含有量などを比較するとエナジードリンクよりも圧倒的に少ないこともあってか、大量のお茶を飲んでどうにかなったという事件はあまり聞きません。しかし、水ですら大量に飲めば血液が薄まりえらいことになるとまで言われているのでアルカロイドが含まれているお茶を飲み過ぎてよいわけがありません。

そこで、お茶を飲みすぎることで起こり得る副作用についてまとめてみました。

1.カフェイン

緑茶150ml当たりになりますが、玉露茶(180mg)、煎茶(30mg)というようにカフェインの含有量が異なります。しかし、玉露茶の場合は意外とたくさんのカフェインが含まれていまして、これはコーヒーよりも多いです。ちなみに、モンスターエナジー1本(140mg程度)なのでやはり多いんです。

カフェインを飲むことで副交感神経を優位にしますので、アドレナリンを分泌させます。運動前に飲むことでそのパフォーマンスを向上させることもできますし、ダイエット効果も高めることができます。さらには、集中力向上、記憶力向上、疲労回復、偏頭痛緩和、脳卒中のリスク低下など非常にメリットも多いです。

ただし、摂りすぎることは色々と問題が多いです。

過剰摂取すると、嘔吐、胃痛、不眠、神経過敏などがみられることがあります。ちなみに、WHO(世界保健機関)が定める1日当たりのカフェインの摂取限度は300mgとされています。玉露茶の場合は300ml摂取してしまいますと摂取限度を上回ってしまいます。

そこで、たくさん飲みたいならば煎茶ですかね。煎茶であれば1.5リットルまで飲むことができます。

2.タンニン

タンニンは抗酸化作用が非常に強いポリフェノールの一種です。そのため、私たちが日常生活で受けているストレスから発生する活性酸素を除去し、細胞の老化を予防します。そのほかに、整腸作用、美白効果、認知症予防、生活習慣病の予防などの効果が期待できるとされています。

タンニンの場合は摂り過ぎたからと言ってカフェインのような強い副作用はありませんが、便秘になりやすくなるといわれています。

また、鉄の吸収を抑制してしまいますから、運動前や貧血気味の方は緑茶などタンニンが多い食品の過剰摂取はおすすめしません。

3.シュウ酸

100gあたりのシュウ酸の含有量を見てみましょう。

玉露茶(1350mg)、煎茶(1000mg)というようにいずれにしろ含有量は高いですよね。もちろん、緑茶だけではなく、ほうれん草、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、レタスなど私たちが普段から食べている野菜にも多少は含まれています。

多少とは言えど、普段からシュウ酸が含まれている食材を色々と摂取してしまいますとそれが積み重なって過剰摂取になる可能性は有ります。ちなみに、推奨摂取量は600~800mg/日だそうです。

これに関しては、粉末の緑茶100mgというコトになりますからよほどの緑茶好きでなければそこまでは摂取しないと思います。お寿司屋さんにある湯呑に小さなスプーン1杯入れてお茶を注ぐだけでもまだ余ります。ですから、シュウ酸に関しえてはそこまで心配は必要なさそうですね。

お茶の飲み方一つで体への負担を大きく軽減できます。

このように緑茶には、「カフェイン」「タンニン」「シュウ酸」が含まれています。これらを摂りすぎると体には良くないとお話ししましたが、実は飲み方でどうなるかも異なります。そこで、体へ負担をかけないようにおすすめの飲み方について解説したいと思います。

1.緑茶は空腹時には飲まない

カフェインを空腹時に摂取すると胃腸へのダメージが大きくなります。そのため、もしお茶やコーヒーを飲む場合は何かを食べながら、もしくは食べた後に飲むことで体への負担を軽減することができます。

2.一度にたくさん摂取しない

例えば、500mlペットボトルのお茶を飲むにしても一気にすべて飲むよりも、少しずつ飲んだほうが体への負担を小さく抑えることができます。

このように、お茶を飲むにしても飲み方次第で体への負担の度合いも変わってきます。摂取量も考えたほうが良いですが、どのようにして飲むか?というのもとても大切なことですので意識しましょう。

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