美肌に良いサプリメント摂取法!体の内側から健康になる方法について。

どうもこんにちは!

斎藤です(^^)

「綺麗になりたい!」「ずっと若々しい肌でありたい!」「弾力のある肌が欲しい!」とすればまず何をされますか?おそらく多くの方はスキンケアを頑張ろうと思うはずです。なぜなら、肌に直接水分を浸透させることができるので即効性は抜群。

だけど、意外と忘れがちなのは内部の健康です。

「腸相」という言葉を聞いたことは有りませんでしょうか?内視鏡外科の権威である新谷弘実先生の『病気にならない生き方』で話題になりました。確かにスキンケアをすることも大事なことではありますが、病気の人で肌がきれいな人っていますか?

ほとんどはやつれています。要するに、内臓、特に腸が不健康な状態でありますといくらスキンケアを頑張っても、それは外面だけ改善されますが、根本となる内面が全く改善されません。ということは、スキンケアをやめたとたん肌の調子が悪くなるのは目に見えています。

そこで、今回は内側のスキンケアをということで、どのような食べ物を摂ると肌が健康になれるのか?そんなお話をしたいと思います。

美肌になる前に「綺麗な肌」になる基本的な考え方について。

1.人間の6割は水分で構成されている。

そもそもの話ですが、人の体の60%は水分で出来ています。そして、水分は常に入れ替わりを行っており、たった2週間で入れ替わってしまいます。細胞に十分な水分が供給されていなければ枯渇して死亡します。一度水分が抜けて枯渇した細胞はもとには戻りません。

代謝して入れ替わりを待つしか方法はないのです。また、水分が欠乏している肌細胞は当然ピチピチとはいえません。そこで、常に十分な水分量を保っておくことが肌にも体にも非常に健康的なことだと考えられます。

成人は毎日2リットル以上の水を飲んだほうが良いといわれていますが、これも季節により異なります。目安としてはこまめに水分補給を行い喉が渇かないぐらいにすると理想的です。起床時は腸への吸収が素早いので朝1リットル摂取し、昼間から夕方にかけて残りの2~3リットルを体調に合わせて摂取していくとよいです。

2.タンパク質を摂取する

人の体の60%が水分なのに対して、20%はタンパク質で構成されています。肌だってタンパク質は重要です。潤い肌を作る、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンといった成分はもとはといえばアミノ酸ですからね。もし、美肌になりたいなら十分なたんぱく質を摂取することです。

というのも、タンパク質も水と同じで常に入れ替わっています。特に、内臓、血液、ホルモンなど生命にかかわる個所のタンパク質は入れ替わりが非常に激しいです。最終的にすべて使い切ってまだまだ余裕がある場合は、命にそこまで関係しない、爪、髪の毛、肌などに使われます。

⇒ 1日当たりのタンパク質の必要摂取量について。

3.脂質の摂取

人間の体の60%は水分、20%はタンパク質、では、残りの20%は。。。はい、脂質です。細胞膜や脳細胞は脂質が多いので、「ダイエットの天敵だ!」と毛嫌いする方もいますけど、良質な脂質であれば摂取しても問題はないのです。

それこそ、潤いのある肌、弾力のある肌を作りたいならやはり脂質の存在は重要です。肌内部のコラーゲンを作るなら、水、タンパク質、脂質、鉄、ビタミンCを同時に摂取することです。脂質が少なすぎるのも乾燥肌の原因ですからね。

4.ビタミン・ミネラル

1~3の基盤が出来上がったらようやく、ビタミン、ミネラルが効果を発揮します。よく、ビタミンC、ビタミンEは肌に良いといわれているからそれを摂取するだけではハッキリいってあんまり意味がないのです。そうではなく、十分に細胞が出来上がる環境が整ってから、ビタミン、ミネラルをバランスよく摂取することにより新陳代謝を上高めたり、抗酸化作用が働くなど、ここで初めてビタミン、ミネラルの効果が期待できるのです。

以上、綺麗になるためにどんなものを食べればよいか?

これを考える前に基本的なところである、水、タンパ質、脂質、ビタミン、ミネラルをバランスよくしっかりと摂取することです。では、これらをしっかりと摂取するにはどうすればよいのでしょうか?

綺麗になるためにどのような食事をすればよいのか?

野菜や果物など抗酸化物質がたくさん含まれているものを食べるのは美肌に良いといわれています。確かにそれは正しいことではありますが、いろいろと問題点もありますので美肌になるための食習慣のポイントについてお話ししたいと思います。

1.タンパク質は摂取が難しい。

タンパク質の摂取はある意味非常に難しいです。お肉をたくさん食べている。お豆腐をたくさん食べていると思っても意外とタンパク質は摂れていないことが多いです。肉だって人間と同じくほとんどが水分なのでそれを抜いたら大した量のタンパク質は残りません。ということもあり、高たんぱくなヒレ肉を1日4kg以上も食べないと間に合いません。

お豆腐に至ってもほどんどが水分ですので、10丁も必要になるのです。ですので、食事からタンパク質を摂取しようと思うと結構ハードルが高くて難しいです。

2.ビタミン・ミネラルの摂取も難しい

野菜や果物に、一見するとビタミン、ミネラルは大量に含まれていると思われますが、日本の野菜は栄養価が少ないです。海外の野菜の場合国土が広いから土地をループさせながら栽培することが可能です。ところが、日本の場合は同じ場所で休みなく何度も栽培を繰り返します。

結果的に、畑の栄養価が無くなり、そこで出来上がる野菜も非常に栄養価が低くなります。実際、ホウレンソウのビタミンCは昔と比べると半分近く含有量が無くなっています。こればかりは同じところで大量生産を繰り返すので仕方のないことです。

以上のことを考えてもバランスの良い食生活を送っていたとしても十分に栄養が摂れず、内部から健康になるためには随分過不足になります。もちろん、1日に豆腐を10丁も食べ、野菜を1kgも食べられるなら大丈夫かもしれませんが、食べ過ぎで体を壊してしまいます。では、どうすればいいのでしょうか?

栄養補助食品を活用するべき。

タンパク質、ビタミン、ミネラルを効率的に摂るには、野菜、果物、大豆、肉類、魚類などの食べ物とはまた別に「栄養補助食品」を活用していくとよいです。そこで、どのようなサプリメントを活用すればよいのか?それについて解説いたします。

1.ソイプロテインを飲む

ソイプロテインはイソフラボンが含まれている上に、高タンパクなプロテインでもありますのでしっかりと摂取することによって美肌を作ることができます。オススメなものは、体内合成することができない必須アミノ酸9種類が含まれているものです。

アミノ酸スコア100のソイプロテインはおすすめです。ホエイプロテインはダメなのか?というと、ダメではありませんが、牛乳が体質に合わないとか、動物性よりも植物性のほうが体への負担が小さいので健康志向であったり、美容のために飲むのであればソイプロテインをおすすめします。

2.乳酸菌

乳酸菌でもいろいろなものがありますね。一番良いのは、「複数の乳酸菌が含まれているもの」「生きたまま腸へ届くもの」になります。なぜなら、乳酸菌は人によって合う合わないがありますので複数の乳酸菌が必要になるのです。

もう一つは、生きたまま腸へ届くかどうか?死んだ乳酸菌も既存の乳酸菌の餌になるため意味はなくはないけど、大きく増やすならやはり生きた乳酸菌を腸内まで届けることが非常になります。

腸内環境を悪化させるとリンパを経由して毒が体中に流れ込み肌荒れ、ニキビ、シミなどの原因になりますので乳酸菌をしっかりと摂取して腸内環境を良好にしておくことがポイントです。

3.オメガ3

フィッシュオイル、アマニオイルなどのオメガ3の脂質を摂取することで肌の細胞膜を健康に、そして、肌の深層部にある潤い成分らを生成します。コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンといった成分を作るには脂質の存在が重要です。また、便通を改善するのにも良質な脂質を摂取することで便が出やすい環境を作るので腸内環境の改善にも効果的なのです。

4.マルチビタミン・ミネラル

肌によいビタミン・ミネラルといえば、ビタミンA、B、C、亜鉛が有名ですがこれだけ摂っても効果は大きくは期待できません。重要なのはバランスなのでまずは土台となるマルチビタミン・ミネラルを摂取しましょう。そのうえで必要であれば、こういった肌に効果的なビタミン、ミネラルを摂るとよいです。

以上のように、「肌にはこのサプリメントがいい!」からといって特定のサプリメントを摂るのではなく、本質的なところを理解して美肌作りに必要な栄養素を摂取することが一番効果的なやり方です。それを考えると基本となる、タンパク質、ビタミン、ミネラルを摂取し、乳酸菌やオメガ3など補助として摂取すると効果的です。