どうもこんにちは!
日本は古来から発酵食品を食べてきました。
長期間食品を保存するためにあえて発酵させるといったことも目的の一つでございました。
また、食品を発酵させることでそこから良質な菌が生まれそれを摂取することで腸内環境を良好にしたり、血管を元気にするなど体にとっての健康効果が期待できるといわれています。もはや、発酵食品といえば健康というイメージが強いのではないでしょうか?
特に、現代人は多忙なこともあり簡単に食事を済ませてしまいがちです。ジャンクフードを毎日のように食べていますが、これらは当然腸内環境を悪化させてしまいます。
そこで、体にとってはプラスになる!
昔から食べられている「ファーストフード」
そう。納豆です。納豆は発酵食品を代表する食材であり、時間がない人でもサクッと食べることが出来る健康食としてとてもおすすめできます。納豆は体に良いといわれますが、その秘密について今日はお話ししたいと思います。
目次
納豆菌は発酵菌の中でもダントツの生命力を誇っている。
煮込んだ大豆と、納豆菌液(納豆菌を溶かした水)を準備します。煮込んだ大豆の中に納豆菌液を入れて納豆菌が繁殖しやすい30度の温度を維持した蒸し器に投入し発酵させます。自家製でも1日寝かせておけば出来上がるので興味がある方は試してください。
このように、納豆菌は豆から生成される発酵菌ではなく、納豆を作るための菌なのです。
それが、納豆になったときに納豆キナーゼをはじめとした酵素が出来上がります。また、大豆たんぱく質、ビタミンB6、カリウム、マグネシウム、鉄分、食物繊維、ビタミンE、カルシウム、ビタミンB2、イソフラボンなど栄養価が非常に高いことでもおすすめな食品です。
ちなみに、納豆菌が非常に強い発酵菌であるといわれる理由は、100度程度であれば過熱しても平気で生きてられる点、発酵するときに除菌効果が非常に高く悪い菌を死滅させるともいわれています。
納豆菌で期待できる健康効果について。
病原菌を除去する
夏、冬など胃腸炎になることがあると思いますが、病原大腸菌が感染したことで発症する場合があります。たとえば、黄色ブドウ球菌、赤痢菌、ノリウィルス、アデノウィルス、o-157、腸チフスなど。このような体にとって有害な細菌やウィルスを撃退する効果が確認されています。ですので、普段の健康づくりとしては納豆菌を摂取することは効果的だと思われます。
血管・血液の健康
納豆といえば血液をサラサラにする効果が期待できるというのは結構有名な話しです。この秘密は、納豆キナーゼ、ピラジンという酵素が作用するためです。これにより、高血圧症、動脈硬化、高脂血症、心臓病、脳卒中など生活習慣病の中でも特に循環器病の予防が期待できます。
また、大豆タンパク質は日本人に非常にあっているタンパク質であり、血管の弾力をキープします。大豆のレシチン、リノール酸は悪玉コレステロールを低下させ善玉コレステロールの数値を高めます。これにより、サラサラな血液を作ることができるわけです。
骨の強化
納豆には骨を作るうえで需要な役割を担っているビタミンkが含まれています。特に更年期を迎えた女性はエストロゲンの量が不足することで骨からカルシウムが抜け非常にもろくなることがあります。これが巷でいわれている骨粗鬆症というもの。
そこでビタミンKを摂取することで骨の沈着率を上げるので骨密度を高めるということでは効果的なのです。
ちなみに、骨を作るにはビタミンKのほかに、カルシウム、タンパク質が非常になりますが、納豆には都合のよいことにこれらがすべてそろっています。あとは骨に刺激を与えるような運動。栄養を取りながら軽いウォーキングなどを多なうだけでも効果は変わってきます。
がん予防
納豆菌にはがん予防の要素がたくさんあります。まずは、腸内環境を改善する点です。便秘など腸内に老廃物が蓄積した状態だったり、腐敗が進み毒素を大量に発生させる場合、がんの原因になります。しかし、腸内環境を改善し、便通をよくすればそのリスクを下げることもできます。
納豆が危険?不健康になる食べ方もあった。。。
本来、納豆は伝統の製法であれば藁を巻いて発酵させるのですが、スーパーやコンビニで売られている納豆は、大量生産をしなくてはいけないため、一食ずつ藁を巻いて発酵させるのは非常に手間なわけです。そのため、食品添加物だったり、人工の納豆菌を使っているためむしろ食べ過ぎるのは体に毒です。
それに、遺伝子組み換え大豆は、炎症性腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎)や慢性便秘、胃腸の感染症、胃食道逆流症、アレルギーや自己免疫疾患、糖尿病、心臓病、腎臓病、甲状腺疾患、アルツハイマー病、パーキンソン病、癌などあらゆる病気の危険性が考えられます。
ですので、もし、納豆で健康になりたいなら、非遺伝子組み換えの大豆、昔からの製法で作ったものを食べることをおすすめします。
納豆菌×乳酸菌サプリメントが一番いいかも。
実際のところ、納豆菌が体に良いとはいえ、遺伝子組み換えを行っている大豆や合成の添加物を使用しているものでは健康な体を作ることは困難。むしろ、不健康な体を作る一方です。そこで、これをどうすべきか?
それならば、サプリメントでよいのではないでしょうか?もちろん、良質なサプリメントに限りますが…
また、一説によれば納豆菌と乳酸菌は腸内で共存することで10倍の健康効果が期待できるとされています。
ただ、ヨーグルトから乳酸菌を摂取するとなると、毎日500g以上のヨーグルトを食べないと厳しいですし、腸内へ届くまで酸によりほとんどが死滅してしまいます。
まあ、ここ最近は、「腸まで届く乳酸菌」と謳うモノもたくさん販売されていますが、問題なのは実際どれぐらい届いているのか?
1匹でも届くことが出来ればそのように記載することが法的に認められているわけです。それに、乳酸菌も人によって適合するしないがあります。ヨーグルトの乳酸菌を摂取して腸が改善される人もいますし、そうでない人もいます。
そういうことからも、特殊コーティングされているサプリメントを摂取するのが一番無難でしょう。納豆菌サプリ×乳酸菌サプリが一番おすすめです。