どうもこんにちは!
斎藤です^^
クランベリーといえば七面鳥の丸焼きに添えられている甘いソースです。クランベリーというぐらいなのでイチゴの仲間?木に成っているキイチゴと似たようなもの?勝手にそんなイメージをしていたこともありましたけど、クランベリーはイチゴとは全く別物。
木に成ったキイチゴでればそのまま食べることはできますが、クランベリーは酸っぱすぎるのでそのまま食べるのには向いていません。
実際、クランベリーの95%はクランベリージュース、クランベリーソースとなります。更に、ドライにしたものに砂糖を加えて販売することもあります。このように、クランベリーは酸味が非常に強いので、ほかの果汁を加えたり、砂糖を混ぜてジュースやソースを作ります
このように、スイーツとして使用されるクランベリーではありますが、実は栄養価が非常に高いのです。今日はそんなクランベリーについてみていきたいと思います。
目次
クランベリーに含まれる栄養
1.アントシアニン
アサイーやブルーベリーで同じのアントシアニンという視力改善に効果的といわれている抗酸化ポリフェノール。実はこれはクランベリーにもたくさん含まれているのです。
そもそも、どうして視力改善効果が期待できるのかといえば、光によって視信号を伝える役割を担っている視神経細胞の色素ロドプシン、分解されたロドプシンを短時間で再合成を行います。
普段から目を使用しているということはそれだけそれだけロドプシンを使いますので分解、再生を繰り返す必要があります。
ところが、加齢や目を酷使することでロドプシンの分解合成のサイクルに乱れが生じますのでこれが眼精疲労の原因に。そこで、クランベリーに含まれるアントシアニンを摂取することでロドプシンの再合成を促しますので、眼精疲労の緩和、視力回復につながると考えられています。
2.ビタミンC
クランベリーにはたくさんのビタミンCが含まれています。ビタミンCといえば、シミ、そばかすの解消など美白効果が期待されています。このシミ、そばかすは紫外線など直射日光を浴びることでメラニンが生成される、強い外部刺激を受けることで活性酸素が発生する。
そもそも、シミ、そばかすが出来るのもメラノサイトの中でチロシナーゼがチロシンを酸化させることで起こること。強い抗酸化力でこの酸化を抑えたり、シミ、そばかすを白く薄くする効果まで期待できるのです。美容化粧水に含まれているビタミンC誘導体が効果があるというのもそういうことです。
3.フラボノイド
ケルセチンをご存知でしょうか?
ポリフェノールをさらに大きな枠で分類したのがフラボノイドで、その一種であるのがケルセチン。クランベリーの苦味成分でもあります。血流の改善を行い、動脈硬化などの生活習慣病を予防するといった効果が期待できます。また、ビタミンCを助ける抗酸化効果が期待できるほか、抗炎症作用もございます。
4.水溶性食物繊維
クランベリーには水溶性食物繊維のペクチンが含まれています。不溶性食物繊維は便のカサ増しができますので、便通の改善につながります。一方でリンゴなどにも含まれているペクチンは、高血糖の食事を摂ったときにおこる、インスリンでブドウ糖を処理することができます、血糖値が急激に上昇してしまう現象。。。ペクチンはこれに対して血糖値の上昇を緩やかにします。
5.プロアントシアニジン
クランベリーに含まれる抗酸化成分で忘れてはいけないのが、「プロアントシアニジン」です。これはなかなか聞かないかもしれませんが、抗酸化効果が高いといわれているビタミンEの50倍も抗酸化効果が強いといわれています。
ですので、ビタミンC、Eと同様に体に侵入した、細菌、ウィルスの除去、繁殖の抑制、酸化、老化の防止などアンチエイジング効果が期待できます。
クランベリーから期待できる効果効能について。
1.歯周病予防
クランベリーに含まれる抗酸化物質の一つであるプロアントシアニジンには細菌の繁殖を予防する効果が期待できるとお話ししました。たとえば、それは口の中にとても多く存在する虫歯菌や歯周菌にも例外なく効果的です。風邪。インフルエンザなどのだけではないのです。
ちなみに、日本人の8割は歯周病といわれています。
虫歯は歯だけではなく体全体に悪影響を与えます。何故なら、虫歯の元凶である歯周菌が血管を介して体に循環すれば体を壊すのは当然ですし、歯が悪くなって固いものが食べられなくなれば顎の力が弱くなります。
そのため、歯の健康はとても大事なのです。もちろん、毎日クランベリーを食べなければいけないというわけではありませんが、歯の健康を作るのにクランベリーを取り入れてみるのも一つではないでしょか?
2.むくみ解消
プロアントシアニジンは肝臓を活性化する効果が期待できます。肝臓の働きが良くなれば、体中にある毒素や余計な水分を体外へ排出するデトックス効果が高まります。これがむくみの解消につながると考えられています。
3.美肌効果
クランベリーにはビタミンC、アントシアニン、などのポリフェノールがたくさん含まれています。これらは強い抗酸化作用が期待できますので肌のアンチエイジング効果も期待できます。
4.膀胱炎予防
色々なメディアでも伝えられていますが、クランベリーには膀胱炎の予防効果があるということは聞いたことはありませんでしょうか?膀胱炎は膀胱の粘膜に炎症が起こることで発症する病気です。膀胱に細菌が感染すると起こる病気ですが、75~85%が大腸菌といわれています。
ストレス、免疫力の低下などいろいろな原因が考えれますが、クランベリーがどうして膀胱炎に効果的なのかというと、プロアントシアニジンの抗酸化効果、キナ酸による尿を酸性にする効果により尿道から細菌が感染するのを予防できると考えられています。
5.ダイエット
水溶性食物繊維により血糖値の上昇を抑えることができます。血糖値の上昇が緩やかになれブドウ糖がインスリンで処理できるので脂肪細胞として蓄積されにくくなります。