ゆで卵ダイエットは食べ過ぎダメ?効果的なやり方について解説します。

どうもこんにちは!

斎藤です^^

ゆで卵といえば、アスリートたちが肉体改造を行う際に好んで食べたり、減量を行うためにゆで卵、白身と鶏のささ身、ぷろっこりーのサラダを食べるなどの食生活を送っていたりします。体に良いか悪いかは別として高たんぱくな食生活を送り糖質を大きく制限すれば普通に痩せます。

健康的に痩せるダイエットは栄養バランスと整えるのが成功のカギです。

2018.07.23

こちらでは健康的なダイエット方法をお伝えしていますが、結局は「必要以上にエネルギーを摂らない!」というコトがダイエット成功の秘訣なのです。また、基礎代謝を上げるための釜土である筋肉の原料であるタンパク質の摂取をやめると、タンパク質はどんどん分解されていきます。

ですので、タンパク質は一定の量は常に摂取し続けないとダイエットにも健康にも悪影響を与えかねないのです。

しかし、気になるのはゆで卵ダイエットを行う際に卵の白身だけを食べるような生活を送らなければいけないのか?というところではないでしょうか?確かにプロアスリートの中にはそこまでして絞り込もうとする方もいますけど、私たちは彼らとは違い、一般人です。

普通に卵の黄身も食べても大丈夫です。では、本日はゆで卵ダイエットの詳しい実践方法についてお話ししたいと思います。

ゆで卵ダイエットとはどんなダイエット方法なのか?

ゆで卵ダイエットとは、その名の通り、ゆで卵を食べることによってダイエット効果を狙うモノになります。しかし、何故、ゆで卵を食べると痩せるのか?これを理解できていないとおそらく成功しにくくなるのではないかと思いますので、初めにそれについてお話しします。

1.ゆで卵の脂肪燃焼効果は期待できない?

ゆで卵に脂肪燃焼効果はないわけでもありません。タンパク質を摂取して、胃の中で消化分解を行えばエネルギーを使いますからその時点であるある意味、脂肪燃焼効果があるとはいえます。ただ、ゆで卵を食べるだけでみるみる脂肪が落ちていくか?というとそんなことはありません。そもそも、食べるだけで物凄く脂肪が燃えていくというものはないのではないでしょうか?

カプサイシンは脂肪分解作用がります。運動前に摂ることで効率的に脂肪を燃焼することはできますが、それでも食べるだけで脂肪が落ちるものではありません。内臓脂肪はまだしも、皮下脂肪は緊急時のために蓄積されているエネルギー源なのでそんな簡単に落とせるものでもないのです。

よく、1か月で10kg痩せました!など口コミを見ますが、体重は落ちているかもしれませんが、体組成計で見てみると、筋肉が落ちていて脂肪が残ってはいませんか?それだけ脂肪って落ちないものです。ボディビルダーの原料でも頑張って1か月に1~2kgだそうです。なので、まず、脂肪はそう簡単には落とせないものと認識ください。

2.エネルギーの摂取量を制限するために食べる

「特に肥満気味で悩まされている方…」「ダイエットがうまく行かず悩まされている方…」こういう人たちはよほどの特異体質でなければ「食事」に原因があります。昨日食べたものをよく確認してみてください。おそらく、糖質オーバーしているはずです。

ご飯はそこまで食べていないにしても、お菓子を食べるとかしていればすぐに糖質は摂取量をオーバーしてしまいます。こういった少しずつのお菓子の摂取量、糖質の摂取量が最終的には大きな摂取量となるのです。

だからこそ、このお菓子の摂取を避けて、ゆで卵を食べる、食事の中の糖質を一定量制限してゆで卵に置き換えることで糖質の摂取量を大幅に抑えることが出来るのです。こういうやり方をするからゆで卵ダイエットは効果を発揮します。この考え方は非常に重要ですからね。

ゆで卵ダイエットは本当に食べ過ぎても大丈夫なのか?

しかし、置き換えダイエットで疑問に残るのは、ゆで卵をそんなにたくさん食べてカロリーオーバーで太らないのだろうか?という疑問です。何故なら、ゆで卵1個あたり60gなのですが、これに含まれるカロリーは151キロカロリーです。2個食べるだけども300キロカロリーもあります。では、その辺の話について解説しますね。

1.ゆで卵は1日10個食べてもいい?

嘘でしょ!本当に(笑)って思いました?

絶対食べ過ぎでしょ…って思いますよね?

今から90年以上も前の話になるのですが、1913年にロシアの実験でコレステロールが人体へ与える影響について調べるため、草食動物であるウサギに卵を食べさせ続けたところ、血中のコレステロール値が増加したため、卵はコレステロールが高くなるからダメだといわれ始めたのだとか。

ところが、これは間違いだったことをこの研究機関が発表したのにも関わらず、なぜか、そのニュースは話題にもならなかったのです。

それに、これは草食動物であり、尚且つ体が小さなウサギに卵を食べさせ続けたというのも人間と比較したときに難しいのではないかとおも思われます。では、人間の実験ではどうだったのでしょう?1981年に健康な人に1日5~10個の卵を食べさせ続けましたけど血中のコレステロール値に変化はなかったそうです。

さらに、あるボディビルダーの方の話ですが、推奨量以上の卵を毎日食べていますがコレステロールの数値は全く変わらなかったそうです。このことからも、意外と卵は大丈夫なのではないかと考えられます。

2.カロリー摂取の問題点

確かにコレステロールは大して上がらないにしてもほかに問題点があります。それは、カロリーを過剰に摂取するため太るのではないかということです。流石によほどのカロリーを摂れば太ることも心配しなくてはいけないでしょうが、1000キロ、2000キロだったらそこまでではないと思います。

というのも、

太るのはカロリー摂取よりも、糖質の摂取だからです。インスリンで燃焼できなかった糖質が脂肪へ取り込まれて脂肪細胞が作られることが脂肪が増える原因です。ところが、脂質の場合は消化されると二酸化炭素となって体外へ排出されます。お肉を食べても太らないというのもこういうことです。

3.唯一の問題点

しかし、ゆで卵を毎日10個も食べると、コレステロール上昇、カロリーオーバーは心配しないにしても唯一の問題点があります。それは、腸内環境の悪化です。腸内に生息する悪玉菌、善玉菌は動物性のタンパク質、脂質を好んで食べますのでこれはお肉と一緒の理論で食べ過ぎたら、便秘、臭いおならの原因になります。健康は腸からといいますし、毒素をためすぎて肌トラブルの原因も考えられます。

ゆで卵ダイエットの効果的なやり方について。

今説明したように、糖質の過剰摂取を抑えるためにゆで卵を食べるのです。おやつを食べてしまうという方は、ゆで卵1個をよく噛みながら水を飲みます。これで随分と腹持ちが良くなります。糖質の量が多い方は、1日の糖質の摂取量をご飯2膳分ぐらいにして、その分、3個ぐらいの卵で置き換えます。

例えば、朝、昼、晩の三食のご飯を半分にして、残りの半分を卵に置き換えるだけでも糖質を大幅に制限することができます。難しいかもしれませんが一例を紹介します。

朝・・・プロテイン、マルチビタミン、乳酸菌、フィッシュオイル、三種のフルーツ(キウイ、オレンジ、ベリー類)、ナッツ、アーモンド、水
昼・・・普通に食べてオーケー
夜・・・ご飯(糖質)の代わりに卵1、2個

というような感じでもよいです。これを正しく実践できていればまず太ることはないでしょう。