こんにちは!
皆さん、日頃美容にどれくらいのお金を費やしていますか?
美容代について一般的に言われている平均は1万円~2万円程度らしいです(´゚д゚`)
こんなにお金をかけているお肌…
なのにしわ・たるみ・乾燥など歳を重ねるに連れて悩みが増えていきませんか?
一方、なにもケアをしていない二の腕の内側の肌はとてもキレイ!
お金をかけてケアしているのは顔の肌なのになんでこんなに差がでるのでしょうか?
今回はスキンケアについてお話したいと思います。
目次
肌ってどんな構造してるの?
みなさんは、肌がどんな風にできているか知っていますか?
肌荒れの原因を知るためには肌の構造を知ることはとっても需要です!
まずはじめに、肌の構造について説明したいと思います。
肌の4つの層
![](http://hadakala.com/wp-content/uploads/2018/06/肌構造_小.jpg)
このようにお肌は角質層・顆粒(かりゅう)層・有棘(ゆうきょく)層・基底(きてい)層の4層で構成されております。
一番外側にあるのが日頃私たちが触れている肌の部分が角質層になります!
角質層は、0.02mmほどの薄さで身近なものでいうとラップくらいの薄さになります。
この角質層の役割は、お肌の水分が肌から出ていってしまわないよう、バリア機能を担っております。
つまり保湿機能ですね!
この角質層は、角質細胞と細胞間脂質というものでできています。
では細胞間脂質とはなんでしょうか。
細胞間脂質とは
![](http://hadakala.com/wp-content/uploads/2018/06/ラメラ構造_水油付き.jpg)
細胞間脂質とは水と油からなる「リン脂質」というものが約1,500層にも重なってできています。
このような構造をラメラ構造と呼ばれています。
お肌が潤っている状態はこのラメラ構造が正常であることを言います。
先程、細胞間脂質、つまりラメラ構造はラップくらいの薄さになると説明しました。
皆さん、おにぎりを作った際にラップで包みますよね?
そのラップに穴が空いていたらおにぎりはどうなるでしょうか。
そうです。おにぎりは乾燥してしまいますよね。
それがお肌でも同じ状態になります。
これが乾燥の原因となります!
また、ラメラ構造が乱れてしまうとその上にある角質層まで崩れてきてしまします。
これがシワの原因になっているんです…
つまりラメラ構造を正常に保つことがスキンケアをする上で重要となります!
ラメラ構造が乱れる原因
ラメラ構造が乱れる原因はたくさんあります。
・紫外線によるダメージ
・睡眠不足
・加齢による衰え
・栄養不足
・界面活性剤使用の洗顔やクレンジングを使っている
こうしてみると、日頃から気をつけられることがたくさんあります。
この中でも「界面活性剤使用の洗顔やクレンジングを使っている」のが大きな原因となるようです。
界面活性剤って言葉、あまり聞き慣れない言葉ではないでしょうか?
次は界面活性剤について説明しようと思います。
界面活性剤とは
日頃使っている化粧水の成分
![](http://hadakala.com/wp-content/uploads/2018/06/5ab23d495840e0db08a3578213d56a7f_s.jpg)
化粧水や乳液の主成分…
それは水(精製水)と油(油溶性成分)でできています。
ラメラ構造と同じ成分でできているんです!
しかし、皆さんご存知の通り水と油は混ざりませんよね?
そこで水と油を混ぜるために界面活性剤というものを入れて水と油を混ぜてているのです。
界面活性剤とは、身近なもので言うと洗剤になります。
手に油がついてしまったとき、水では落ちないのでハンドソープや洗剤を使用して落としますよね!
つまり、化粧水は水・油・界面活性剤が主成分となります。
そこにヒアルロン酸やコラーゲンなど肌に良い成分が入っているので、
「しわに効く!」「乾燥に効く!」と言った化粧水が販売されています。
界面活性剤が肌に及ぼす影響
先程、ラメラ構造は水と油からなる「リン脂質」というものでできているとお伝えしました。
ではその肌に界面活性剤が入っている化粧水を使用したらどうなるでしょうか?
繰り返しになりますが、界面活性剤とは水と油を混ぜる成分です。
そうなんです。リン脂質の水と油が混ざってしまい、ラメラ構造が乱れてしまいます!
日頃、しわや乾燥対策と思ってケアしているはずが逆に肌荒れの原因になっていたなんて…!
この界面活性剤は、化粧水だけではなく、クレンジング・洗顔料・化粧水・乳液・美容液など、
スキンケア商品にはほとんど使われています(T_T)
皆さん、今使用しているスキンケア商品の成分表示を見てみてください。
界面活性剤って書いてありませんか?
書いてあるのであれば、あなたはスキンケアしているつもりが、逆に肌にダメージを与えていることになります!
終わりに
![](http://hadakala.com/wp-content/uploads/2018/06/1da698d01d24d7e56cde56b1f9445704_s.jpg)
いかがでしたでしょうか?
最近では界面活性剤不使用のスキンケア商品がたくさん売られています。
「無添加処方」と書いてあるものには、界面活性剤不使用のものが多いので、購入する際に気をつけてみるのもいいかもしれません。
しわやたるみが気になってくる40代以降の女性の方にはもちろんおすすめですが、
10代や20代の女性の方にも気をつけてもらいたいです。
今は若いからそこまで肌に悩みがないかもしれませんが、界面活性剤が入っているスキンケア商品を使っていると、
40代・50代になったときに影響が出てきます。
今から界面活性剤不使用のものを使っていれば、40代・50代になったときに友達と比べて肌の状態が全く違ってきます!
友達はしわ・たるみだらけなのに、自分は肌にハリ・ツヤがある!なんてすごく嬉しいし、ちょっと優越感に浸れますよね(笑)
ぜひ、界面活性剤不使用のスキンケア商品を使用してみてください。